日本機械工具工業会が発表した2020年7月の機械工具生産動態調査(会員統計)によると,切削工具の生産額は前年同月比37.7%減の239億5,400万円,販売額は同35.2%減の251億円,輸出金額は同32.0%減の90億900万円だった。
材種別で見ると,特殊鋼工具の生産額が同39.1%減の43億9,800万円,販売額は同41.5%減の48億1,600万円,輸出金額は同44.7%減の12億7,300万円。超硬工具の生産額は同35.6%減の188億1,200万円,販売額は同32.8%減の194億7,000万円,輸出金額は同27.8%減の69億7,700万円。ダイヤモンド工具・立方晶窒化ホウ素(CBN)工具の生産額は同51.7%減の10億9,200万円,販売額は同42.3%減の16億1,400万円,輸出金額は同39.6%減の6億3,000万円。
切削工具に耐摩耗工具,鉱山土木工具を加えた機械工具の総計は,生産額が同36.9%減の271億6,200万円,販売額は同34.7%減の283億500万円,輸出金額は同30.8%減の97億9,800万円だった。(’20 9/23)