日本自動車部品工業会は,会員企業437社のうち,上場企業で自動車部品の売上高比率が50%以上,かつ前年同期比較が可能な74社の2018年度通期(2018年4月~2019年3月までの累計)の経営動向を発表した。それによると,日本会計基準を適用する企業61社の売上高は前年同期比1.4%増の14兆459億円,営業利益は同15.4%減の7,675億円だった。国際会計基準(IFRS)を適用する企業13社の売上高は同2.9%増の13兆2,707億円,営業利益は同23.0%減の7,007億円。
また,2019年度通期の業績見通しは,日本会計基準を適用する企業59社の売上高が前年同期比0.5%減の13兆6,223億円,営業利益が同4.3%減の7,274億円,国際会計基準(IFRS)を適用する企業12社の売上高が同0.9%増の13兆1,290億円,営業利益が同12.3%増の7,706億円と予想している。(’19 6/26)