全国オイルリサイクル協同組合は,2019年5月22日(水)に東京都内で第24回通常総会を開き,2018年度の事業報告と決算報告および2019年度の事業計画案などの議案を審議し,全会一致で了承した。任期満了による役員改選では長谷川 徹 理事長(環境開発工業会長)が再任し6期目となる。総会後の懇談会で,長谷川 理事長は,「この10年を振り返ると,原油の暴落など苦しい時期もあったが,廃油リサイクルが社会に必要とされているから多少の波はあったものの事業を続けてくることができた。令和の新しい時代もこの努力を絶やしてはならない。」と述べ,原油価格の変動や,鉱工業の生産量の減少による国内需要の停滞など,燃料供給に携わる業界を取り巻く世の中の変化はあるが,廃油再生は社会から必要とされている重要な事業と述べた。
懇談会には,資源エネルギー庁 燃料部 石油精製備蓄課 稲垣 勝地 課長補佐をはじめ,全国石油工業協同組合 石川 理事長らが出席し,業界を取り巻く環境が厳しいなか潤滑関連団体の連携の重要性を述べた。(’18 6/12)