トタル・ルブリカンツ・ジャパンは,創立20周年を迎えたことから,取引先や関係者など約170名が集まる記念パーティーを2019年5月24日(金)にフランス大使館 大使公邸で開催した。
写真1 会場風景
冒頭の挨拶でトタルマーケティング&サービス 東アジア・中東担当 副社長のジャン・パぺ 氏は,「トタル・ルブリカンツ・ジャパンは20年前にエルフ・ルブリカンツ・ジャパンとして発足し,トタル,エルフ,及び提携ブランドの潤滑油及び石油製品拡販に力を尽くしてきました。電気自動車が増える中で今後潤滑油や燃料,石油製品はどう変わるかという問い掛けに対し,電気自動車は市街地における騒音や大気汚染といった重要課題の解決になります。そこでトタルはモビリティのニーズ変化の先取りが非常に大事と考えトタルクォーツブランドに新たに電気自動車専用油を加えました。しかし今すぐに電気自動車が内燃機関エンジンにとって代わるものだとは考えていません。自動車用と産業用の潤滑油,トタルとエルフにはまだまだこれからも素晴らしい未来が待っていると確信しています。」と今後の抱負を述べた。
写真2 ジャン・パぺ氏
またトタル・ルブリカンツ・ジャパン代表取締役社長のエマニュエル・マトレ 氏は,「20周年を迎えられたのもパートナーの皆さんのご支援があった賜物です。生産,供給,マーケティングなど日本での販売に携わってこられた皆様,ご支援を頂いている全ての皆様に厚くお礼申し上げます。これから先も長くコラボレーション,協力関係を築いていきたいです。」と感謝の辞を述べた。
トタルは世界第4位の潤滑油サプライヤーであり,日本では潤滑油を中心に石油関連製品,LNG,再生可能エネルギーの販売などに力を入れている。(’18 6/12)
写真3 エマニュエル・マトレ氏