月: 2019年5月

2019年春の勲章受章者を発表

政府は,2019年春の勲章受章者を発表した。石油業界では,木村 康 氏(JXTGホールディングス相談役,元JX日鉱日石エネルギー会長,元石油連盟会長,元日本経済団体連合会副会長)が多年にわたり石油製品製造業に携わり,業界の発展に尽力するとともに,経済団体の要職にあって産業経済の発展に貢献したとして,旭日大綬章を受賞した。また,西村 紀一郎 氏(秋田県石油商業組合理事長)が産業振興功労により旭日小綬章を受賞した。

ランクセス,製品開発にAIを導入

ドイツ・ランクセス(LANXESS)は,高性能プラスチックの開発スピードを加速するためAI(人工知能)を導入する。このため,アメリカに拠点を置く化学物質・素材人工知能(AI)プラットフォームを運営するAI企業,シトリン・インフォマティクス社と密接な協力体制を構築する。

「TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2019」開催される

大豊工業トライボロジー研究財団(Taiho Kogyo Tribology Research Foundation:TTRF)と大豊工業は共催で「TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2019」を2019年4月16日(火)名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で開催,トライボロジーに関連する大学・研究機関や自動車関連企業のエンジニア約190名が参加した。

「名古屋ものづくりワールド2019」開催される

軸受,ベアリング,ねじ,ばねなどの機械要素や金属,樹脂に関する加工技術などを一堂に集めた製造業向け専門技術展「名古屋機械要素技術展」(主催:リードエグジビションジャパン)」が2019年4月17日(水)~19日(金)の3日間,ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された。

イグス,2019年「マヌス賞」を発表

モーション・プラスチックカンパニーのイグス(ドイツ)は,高性能樹脂製ベアリングを採用した創造性に富んだアプリケーションを表彰する,2019年「マヌス賞」を発表した。今回で9回目となる同賞には,世界32ヵ国から445の応募が寄せられた。

日精樹脂工業,低床化したハイブリッド式竪型射出成形機の受注開始

日精樹脂工業は,業界トップクラスの低床化を実現した型締力2,110kN(220トン)のハイブリッド式竪型射出成形機「TWX220RIII25V」を開発,2019年5月1日から受注を開始した。同製品は,自動車や電子部品など幅広い分野におけるインサート成形向けハイブリッド式竪型成形機「TNX‐RIIIシリーズ」をベースに,新複合式型締機構を搭載し,機械全体の低床化を実現した。