2018年11月21日

IHI,固体バイオマス燃料事業を本格化

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
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 IHIは,パームヤシ空果房(EFB:Empty Fruit Bunch)由来の固体バイオマス燃料であるEFBペレットの製造・販売・輸出事業を本格展開するため,マレーシアに100%出資の「IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.(ISBM)」を設立した。資本金は4億5,000万円。
 パーム油の搾油過程で大量に発生するEFBは腐敗しやすく,水分・灰分・塩分も多いため,大部分は未利用なままで廃棄され,土壌汚染やメタンガス発生の原因になっているが,IHIは,EFBを高品質な低灰化EFBペレットに変換・量産する手法を確立した。
 同社はマレーシアにおいて,パーム廃棄古木(OPT:Oil Palm Trunk)ペレット製造,およびパーム搾油排水(POME:Palm Oil Mill Effluent)処理の実証事業を展開しており,パーム油の製造過程における廃棄物の活用や環境負荷低減に取り組んでいる。(’18 11/21)

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