2018年9月5日

アイシン精機,アドヴィックス,ジェイテクト,デンソー,自動運転の普及に向けた統合ECUソフト開発の合弁会社設立検討に合意

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

 アイシン精機,アドヴィックス,ジェイテクト,デンソーの4社は,2018年8月27日に自動運転・車両運動制御等のための統合ECUソフトウェア開発の合弁会社設立に向けた検討を進めることに合意した。出資比率は,デンソー65%,アイシン25%,アドヴィックス5%,ジェイテクト5%。2019年3月の設立を目指す。
 自動車業界では,「電動化」「自動運転」「コネクティッド」といった,大変革時代の真っ只中にあり,自動運転・車両運動制御等の領域において,交通事故のない,安心・安全な移動を享受できるよう,自動運転の普及が求められている。
 自動運転の普及には,クルマの「走る・曲がる・止まる」に関わるセンサーやステアリング,ブレーキを,システムとしてより高度に連携するための統合ECUが必要となり,その統合ECUの制御ソフトウェアは大規模かつ複雑となる。制御ソフトウェアの高度化と開発の加速に向け,同4社が持つ自動運転・車両運動制御等の領域の技術知見を結集した統合ECUソフト開発合弁会社の設立検討に合意した。同合弁会社では,自動車メーカーのニーズに合わせた統合ECUの制御ソフトウェアを開発し,センサーやステアリング,ブレーキといったハードウェアと統合ECUを組み合せることで,より高度な自動運転を実現し,提供していく。(’18 9/5)

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