日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「メンテナンス・トライボロジー研究会」(主査:本田 知己 氏,福井大学)は2018年7月5日(木),中村自工 深川製作所(茨城県高萩市)で第94回研究会を開催した。
2018年度1回目となる今回は,中村自工 深川製作所で製造するユニバーサルジョイント,熱交換器の製造工場や試験棟の見学の後,同社技術部 下山 勝久 氏が「ユニバーサルジョイント用軸受寿命延長の取組みについて」と題し,コーティングや潤滑法,軸受の評価試験を含めた寿命延長の取組について紹介。また日立パワーソリューションズの中島 昌一 氏が「トライボロジー特性の加速評価試験は不可能なのか?」と題し,摩耗加速の課題と将来展望について話題提供を行い,活発な意見交換が行われた。
同研究会は2017年度まで若林 利明 氏(香川大学)が主査を務めたが,2018年度から本田 知己 氏が主査となっている。(’18 7/11)
2024年度「第29回全国技術研修会」が開催される―全国工作油剤工業組合
全国工作油剤工業組合(全工油)は,2024年10月17日(木)~18日(金)の2日間,KKRホテル名古屋(名古屋市中区)で,2024年度「第29回全国技術研修会」を開催,工作油剤の若手技術者,賛助会員の原材料メーカーや商社など72名が参加した。