出光興産は,技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)を通じ,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進するEV用全固体電池の基盤技術確立を目的としたプロジェクトに参画すると発表した。
EVの市場拡大が想定される中,車載用電池においては安全性・耐久性・航続距離の向上のニーズが高まっており,全固体リチウムイオン電池の実用化・量産が急がれている。全固体電池に用いられる固体電解質は硫化水素が原料だが,同社は硫化水素について石油精製で蓄積してきたハンドリング技術と,石油化学製品への応用技術を有する。また,固体電解質等に関する特許出願は電池材料メーカーとして最多の件数を有している。同社はこれらの強みを活かして,同プロジェクトに貢献するとしている。(’18 6/27)
「ハノーバーメッセ2025プレスプレビュー」開催される
世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)2025」(主催:ドイツメッセ)が,2025年3月31日~4月4日までの5日間,ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される。