出光興産は,微生物防除剤「バイオリサ・カミキリ」が2018年4月11日付でサクラの「クビアカツヤカミキリ」に適用が拡大したと発表した。同防除剤は,カミキリムシ類を防除するシート状の微生物防除剤で,シートには昆虫に寄生する糸状菌「ボーベリア・ブロンニアティ菌」が付着しており,この上をカミキリムシが通過すると菌に感染し,カミキリムシを駆除する。樹の幹や枝にかけたり巻きつけたりするだけで長期間効果を発揮するため,防除作業の簡素化が図れる。また取り付けたシートは自然分解するので,回収する必要がない。既にかんきつ類を中心とする果樹類でカミキリムシ類防除の有効な手段として使用されている。
クビアカツヤカミキリは中国や韓国などに生息する外来種で,サクラやスモモをはじめとする樹木を食害し枯死させる危険性があり,2018年1月に「特定外来生物」に指定されている。(’18 4/25)
NCネットワーク,バンコクで「FBCアセアンものづくり商談会」を9月に開催
NCネットワークは,生産拠点として重要性が高まるベトナムでのビジネスマッチングの拡大と事業展開を後押しするため,2025年9月17日(水)~19日(金)の3日間,「FBCアセアン2025ものづくり商談会 in ハノイ」を開催する。