2018年2月7日

「工作機械のトライボロジー研究会」第9回研究会開催される

アーステック

 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)「工作機械のトライボロジー研究会」(主査:野口 昭治 氏,東京理科大学)は,2018年1月16日(火),東京理科大学(神楽坂)森戸記念館(東京都新宿区)で第9回研究会を開催した。
 「大学・公的研究機関における最新研究」というテーマで,以下の3件の発表があった。

  1. 「平行平板の流体潤滑特性に及ぼす表面テクスチャリングの影響」 是永 敦 氏(産業技術総合研究所)
  2. 「リニア軸受のキャリッジドリフトおよびスティッキング」 太田 浩之 氏(長岡技術科学大学)
  3. 「精密加工機用 高速流体潤滑スピンドル」 宮武 正明 氏(東京理科大学)

 また,日本トライボロジー学会の会長である名古屋工業大学の中村 隆 氏から「小動物手足の吸着・離脱メカニズムと応用可能性」というテーマで特別講演が行われた。
 同研究会は,工作機械や各種機械要素(転がり軸受,流体軸受,リニアガイド等),潤滑剤,加工法,加工油,工具等に関係する研究者や技術者が一堂に会し,トライボロジー研究や技術の課題と成果を持ち寄り討論することで工作機械のトライボロジーに係わる研究と技術の発展に寄与することを目的に2015年1月にスタート,年3~4回,研究会を開催している。(’18 2/7)

Related Posts

第35回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」開催される

第35回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」開催される

日本トライボロジー学会会員提案研究会(旧第3種研究会)の「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学 教授)は2025年3月14日(金),東京理科大学 葛飾キャンパス(東京都葛飾区)およびオンラインのハイブリッド形式で第35回研究会を開催した。

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第4回Grinding Technology Japan 2025(グライディングテクノロジージャパン2025)」(主催:日本工業出版,産経新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で6,524名が来場した。

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2025年2月21日(金)に,理化学研究所 和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)およびオンラインによるハイブリッドにて,第27回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」,および第17回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と受賞者による記念講演を開催した。

Share This