日本分析工業は,オート機能「イベントモード」「ピークモード」搭載した,高速液体クロマトグラフィ―装置「LaboACE LC-7080」を発売した。
同製品は,サンプル注入,不要なピークのカット,リサイクル,分取など1回のクロマトグラムに対して最大30の作業(イベント)をプログラムすることができ,プログラムは3個まで編集や保存が可能。また,分取の際には,新たに搭載されたピークモードにより,ピークのレベルや角度を認識して自動分取できるため,分取したいピークを逃さない仕組みとなっている。装置本体に内蔵されたフラクションコレクターには,さまざまなサイズの容器をセット可能で,同一サンプルの大量分取に最適。
また,背圧による検出器の破損,溶媒タンクへの背進などを防止する「リサイクルシステム」の標準装備のほか,流路の洗浄を自動で行える「自動洗浄機能」を新たに搭載している。送液部には長年のリサイクル技術の蓄積により開発したJAI カスケード型ダブルプランジャー方式ポンプを搭載したことにより,リサイクル効率も格段に向上。大量注入や同一試料の繰り返し注入に便利なリピートインジェクターも標準装備しているため,オート分取に最適な試料注入方式となっている。(’17 9/13)
「FOOMA JAPAN 2025」,2025年6月10日(火)~13日(金)東京ビッグサイトで開催
日本食品機械工業会は,「FOOMA JAPAN 2025(国際食品工業展)」を2025年6月10日(火)~13日(金),東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する。