2017年2月22日

ハネウェル,HFO-1234yf採用のカーエアコン用冷媒「ソルスティスyf」サービス缶の国内販売を開始

アーステック

 ハネウェル フッ素化学品事業部は,カーエアコンの修理・メンテナンス需要向けに,カーエアコン用冷媒「Solstice(R)(ソルスティス)yf」サービス缶(200g)の国内供給および販売を開始した。
 同製品は,同社の画期的なHFO(ハイドロフルオロオレフィン)技術を元に開発された冷媒。国内ではノンフロンに分類されるソルスティスyfのGWP(地球温暖化係数)は1未満で,現在カーエアコン用冷媒として一般的に用いられているR-134a(HFC/代替フロン,GWPは1430)に比べGWPを99.9%低減する。また,200gサービス缶は,国内標準であるJRA規格(日本冷凍空調工業会標準規格)の容器仕様に準拠している。
 国内のカーエアコンは,2015年4月に施行されたフロン排出抑制法(略称)により2023年までにGWP150以下とする低GWP化目標の達成に向け,新冷媒への移行が進んでいる。(’17 2/22)

Related Posts

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会は2025年3月25日(火)に都内で「2025年度総会」を開催した。冒頭に理事長の北嶋 弘一 氏(関西大学名誉教授)から「当協会設立時の目標の一つとして,地方で協会としての展示会への出展があった。現在は大都市だけでやっていますが,地方の方が中々足を運べていない状況です。昨年は長野県飯田市で実施しましたが大変好評でした。今年は9月に静岡県浜松市,12月には長野県諏訪市で展示会の予定をしております。地方の方が気軽に足を運べるような協会にしたいと思います。」と挨拶が行われた。...

Share This