ハネウェル フッ素化学品事業部は,カーエアコンの修理・メンテナンス需要向けに,カーエアコン用冷媒「Solstice(R)(ソルスティス)yf」サービス缶(200g)の国内供給および販売を開始した。
同製品は,同社の画期的なHFO(ハイドロフルオロオレフィン)技術を元に開発された冷媒。国内ではノンフロンに分類されるソルスティスyfのGWP(地球温暖化係数)は1未満で,現在カーエアコン用冷媒として一般的に用いられているR-134a(HFC/代替フロン,GWPは1430)に比べGWPを99.9%低減する。また,200gサービス缶は,国内標準であるJRA規格(日本冷凍空調工業会標準規格)の容器仕様に準拠している。
国内のカーエアコンは,2015年4月に施行されたフロン排出抑制法(略称)により2023年までにGWP150以下とする低GWP化目標の達成に向け,新冷媒への移行が進んでいる。(’17 2/22)
エボニック,エポキシ硬化剤生産拠点の電力供給を再生可能エネルギーに全面移行
エボニックインダストリーズは,クロスリンカー部が運営するエポキシ硬化剤生産工場で使用する電力を100%再生可能電力に切り替えることで,サステナビリティへの取り組みをさらに強化する。